内覧で見るべきポイントとは?

理想の住まいを見つけるために、ほとんどの人が「内覧(内見)」を行います。
しかし、「広い」「きれい」などの第一印象だけで決めてしまうと、後々後悔してしまう可能性も。
内覧は、ただ見るだけでなく、「実際にここで生活したらどうなるか」を想像しながら、細かくチェックすることが重要です。
今回は、賃貸物件の内覧時に必ず確認しておきたいポイントを整理しました。ぜひ参考にして、後悔のない部屋選びに役立ててください。
内覧時の具体的な確認ポイント
▶ 室内の状態と設備をチェック
内覧では、まず室内の状態や設備をしっかり確認しましょう。
□ 室内のチェック項目
- 壁や床にキズ・汚れ・へこみがないか
- カビ臭・タバコ臭など、においはしないか
- クローゼットや収納スペースの広さ
- 家具の配置がしやすいか(サイズ感をイメージ)
□ 設備のチェック項目
- エアコン・給湯器が正常に作動するか
- コンセントの位置と数(足りるか?)
- 水圧・水温(キッチン、浴室、洗面所)
- 窓の開閉や網戸の状態、日当たり・風通し
特に水回り(キッチン・浴室・トイレ)は毎日使う場所なので、清潔感や使い勝手も重視しましょう。

▶ 周辺環境も実際に歩いて確認
物件がどんなに良くても、周囲の環境によって住みやすさは大きく変わります。
- 最寄駅やバス停までの距離(実際に歩いてみる)
- 道の明るさや人通り、夜の治安の雰囲気
- 近くにあると便利なお店(スーパー、ドラッグストア、病院など)
- 騒音の有無(交通量、工事、繁華街の有無)
- 建物の外観や共用部の清掃状態
- ゴミ置き場の位置と管理状況
日中と夜間で雰囲気が異なることもあるので、できれば時間帯を変えて内覧するのが理想的です。
まとめ
内覧は、実際に「暮らす目線」で細かく確認することが何より大切です。
特に築年数の古い物件は、目に見えない劣化や不具合がある場合もあるため、設備の作動確認や室内の状態チェックは必須。
入居時に確認しておかないと、退去時に原状回復の費用を請求されるリスクもあります。
内覧は一度きりではなく、何度でも相談・確認できる機会です。後悔のない部屋選びのためにも、しっかり準備して臨みましょう!







